ハイコーフェス総合案内
ハイコーフェスのフライヤー

こちらもお待ちかね「ハイコーフェス8」のフライヤーです!

「思わず手にとってしまう」「異様な読み応え」「終わっても捨てられないよー!」

と、毎年巷で評判のフライヤーは、

どんなに忙しく濁流のような生活に飲まれていても、

頑なに「ハイコーフェスへの偏った愛情」は貫き続けてくれるバカヤローでおなじみ、

ハイコーフェスの立ち上げメンバーにしてハイコーフェスの生徒会長、澁谷くんがデザインしています。

 

 こちらのフライヤーは秋田県内外の様々な場所、お店などに置かせていただく予定です!

絶賛裏面作成中につき、出来上がり次第で新たに情報を更新しますね!

 

見かけた際はぜひ、隅から隅までなめるようにご覧いただければ幸いです!

ハイコーフェス8のデザインへの想い

ハイコーフェスのデザインは

勿論、毎回、毎回「今回のデザインが一番」って

自分の中で絶対に納得したデザインを

自分なりの責任の中で8年間踏ん張って考え続けてきましたが

今年で8回目となる「ハイコーフェス8」のデザインこそが

きっとこれまでの1回目よりも、2回目よりも、3回目よりも

4回目よりも、5回目よりも、6回目よりも、7回目よりも

絶対に一番の納得できるところに着地できたと思っています。

それは、見た目がキレイだとか、見た目が格好いいだとか

すごいデザイン技術を駆使できたとか、上手だとか、そんなことでの納得ではなくて

デザインというハイコーフェスの答えに至るまでの

過程がとっても濃密で、愛おしくて、宝物みたいな時間だったからです。

 

これまで、基本的にハイコーフェスのデザインは

実行委員長の進藤くんをはじめ

実行委員のみんなから全てを自分に託してもらって

実行委員のみんなが自分のデザインを信じてくれて

自分がやりたい放題、自分一人の中で悶々と作り続けてきたのですが

今回はそんな中で知らず知らずのうちに、がんじがらめになっていた

一人の孤独っていう分厚い殻みたいなものが全部崩壊して

「みんなでデザインした」って

胸を張って言えるところに辿り着けた気がしたんです。

 

今回のメインのロゴ・イラストは

今年も演者として出演していただく「僕のレテパシーズ」のギター

はなえもんさんがハイコーフェスのために描きおろしてくれたものなのですが

今回はステージに立つアーティストも、舞台裏を支えるスタッフも

みんなそんなつまらない境界線みたいな線引きを全部飛び越えて

みんながぐっちゃぐっちゃに混ざり合ってデザインする生の現場ができたんです。

「はなえもんさん、もっと星を描いてください。ハイコーフェスの夜の星の数はこんなもんじゃないです」

なんて、ハイコーフェス本番が始まる前から、ギタリストに生意気にデザイナーが注文つけたり

そんな、くだらない関係性をぶっ壊した先にある、生の現場。

ハイコーフェス本番が始まる前から、アーティストと実行委員会がぐちゃぐちゃに絡み合って

ハイコーフェスの顔を作っているその現場では

もう「ハイコーフェス8」がフライングキッズOK!つって始まってしまっていて

そこには音も聞こえるし、風景もハッキリと動き出していて

とても興奮するデザインの時間でした。これはいくらお金を出してチケット買っても

自分以外は体験できない「ハイコーフェス」の時間です。独り占めしてやりました。

 

大学生で4年間デザインを勉強して、東京で6年間ロボットみたいに働いて

親父が亡くなって秋田に舞い戻って一人のチカラだけで

がむしゃらにデザインでご飯を食べるようになって8年が経って

もう合計18年ちかく(生きてきた半分ちかく)も馬鹿みたいに

「デザイン、デザイン」言ってパソコンと睨めっこして莫大な数のデザインをしてきたけれど

そんな中で指で数えられるくらいの少ない数ですが

デザインをしながら、自分の中から何かが溢れ出てきてしまって

泣きそうになる時が自分にはあって。

「ハイコーフェス」のデザインはその数少ない自分のデザインの宝物で。

いつだって、許してくれたり、叱ってくれたり、遠くから見守ってくれたり

教えてくれたりする、とても大きな大きな存在です。

 

そんなハイコーフェスのデザインの時間・場に全力で感謝して

目一杯裸になって今回もデザインしました。もう喰いはないです。

いつもありがとう、ハイコーフェス。

今回のデザインを通して、沢山の方々にハイコーフェスみんなの想いが

きちんと伝わってくれることだけ、願っています。

 

 

ぼくのしあわせをひきかえにします。

ハイコーフェス副実行委員長

澁谷和之(澁谷デザイン事務所)

 

 進藤君から一言

 

 

「なんか8回目にして今まで以上にみんなでデザインしている気持ちです。」

「なんかもう泣きそうだもん、本当にありがとう。」

 

 

皆さんご存知のとおり、毎年ハイコーフェスのメインビジュアル、フライヤーは澁谷くんが担当してくれています。

全幅の信頼を寄せてと言うか、これが澁谷くんの「ボクのハイコーフェス」な訳だから、

ボクが澁谷くんにあれこれ注文をするより「好きにやって欲しい」とずっと思って、

半ば任せっきりのようにここだけは澁谷くんの「絶対領域」、

澁谷くんの「ボクのハイコーフェス」を最も自己表現できる場面だと思っていたので、

ボクが変に口出しするのは違うなーとずっと思っていました。

メインビジュアルに掛ける「強い気持ち、強い愛」、

そして「譲れないもの」と「気力」が1番強いのは澁谷くんだから、

そういうのをずっと信じてボクは「ボクのハイコーフェス」と言うものを全うしている訳だから、

「それ」に対して1番強い想いがある人が担当した方がハイコーフェスらしいなーって、

「そうあるべきだなー」とずっと思って澁谷くんに託していました。

それがボクと澁谷くんの友情、ボクと澁谷くんの「ボクと君のハイコーフェス」だった訳です。

 

 

でも今年はいろいろとあれこれ澁谷くんと相談し合って作りました。

途中バカな注文つけたり、いろいろ澁谷くんを困らせたりもしたけど、本当に楽しい時間でした。

「楽しかった」のは何も「一緒に作れた」から楽しかった訳ではなく、

今年は澁谷くんの想いがたくさん聞けて楽しかった気がしました。

 

ボクと近江さんとは大抵二人で動画などを作るから責任が半分になるけど、

澁谷くんは毎年1人でフライヤーを作って仕上げて、

きっとボクら以上にプレッシャーと言うか、

「今年のを最高傑作にしなきゃ!」って想いがあるはずで、

なので今年、澁谷くんの「いろいろ意見交換できて逆に嬉しい!」みたいな、

「どんどん来い!」みたいな言葉に、

なんて言うか、ずっと澁谷くんは1人で全部任されていて寂しかったんじゃないかなって、

本当はもっとたくさん面白いことを話し合いたかったんじゃないかって、なんかそんな風にも思えてきて、

なので、ここぞとばかりにバンバン澁谷くんに注文をつけました、

めんどくさかったかもだけど、でも澁谷くんもこんなバカげたやりとりが楽しそうだったから嬉しかったです。

 

 

今までもちゃんと「相談」して作っていたつもりでしが、

今回が初めて「本当の意味で相談し合って作った」気がしました。

(とは言え作ったのはもちろん澁谷くんでボクも近江くんも横から竹槍を刺しただけですが・・・。)

ボクはそこでようやく気がついたんです、

メインビジュアルは「その年のハイコーフェスの顔」のはずのに、

毎年それを全部澁谷くんに投げっぱなしにして、

ずっと澁谷くんに十字架を背負わせていたことに。

 

 

何が言いたいかと言えば、

「8回目」なんだけど「初めて」みたいな気持ちで作ったハイコーフライヤーなんです。

言わば「ボクと君の処女作」なんです。

多分きっと澁谷くんもそんな気持ちだったんじゃないかなーと、

だからこその1番最初に書いた「」の中の言葉、

澁谷くんから届いたメールに書かれていたその言葉が心に突き刺さりました。

 

 

ボクがこのデザインを見た瞬間にパッと頭に浮かんだのは「宮沢賢治の銀河鉄道の夜」の世界です。

「ハイコーの夜空」って感じで心がワーってなりました。

「ハイコーの夜空」って分かりますか?

「ハイコーの夜空」って言うのは、

わざわざあんなへき地のハイコーフェスに来てくれて、

さらには最後までライブを見てくれた人にしか見れない世界で、

ライブが全部終わって会場を出て、

あの真っ暗な中で見上げる星空がみんなにとっての「ハイコーフェスの終わり」なのかなーって、

その切なさみたいな淋しさみたいなのはハイコーフェスを愛してくれる人にしか分からないもので、

でも、あの世界をまだ見た事がない人にも見て欲しいなーと、

このフライヤーに描かれた銀河鉄道の夜みたいな、

本当に素晴らしい世界があの場所にはあるんです。

 

 

真っ黒な背景に白文字だから、

ポップともキャッチーとも正反対でなんだか怖くって重々しい感じもするかも知れませんが、

別にハイコーフェスの事なんか全然知らない人にもキャッチコピーに妙な説得力を感じませんか?

人を惹きつける「何か」を感じません?

この感覚みたいなのは多分すごく大事で、

「何かを感じた人」は「ハイコーフェスに来た方が良い人」で、

ハイコーフェスの「物語」と言うか「ストーリー」を一緒に楽しめる人だと思いますよ。

 

 

ハイコー音楽出演者の平井正也さんがよく口にしてくれるけど、

「ハイコーフェスはロマンティックな少年の物語を読んでるみたいだ」って言葉があって、

まさに今回のデザイン1つ見ても「それ」なんだろうなーと思いました。

これが澁谷くんのハイコーフェスの物語、澁谷くんのストーリーです。

 

 

なんだか偉そうに書いてますが、「たかがフライヤー」ですよね。

大袈裟にする必要はないけど、今年も「澁谷くんのハイコーフェスの物語の続き」を読んでるみたいな、

そういうのが分かる人にはちゃんと伝わってるんだろうなーと、

 

 

皆さん、「澁谷くんのボクのハイコーフェス」はどうですか?

毎年これが「澁谷くんのボクのハイコーフェス」なのだから、

 

 

ボクはこれが澁谷くんの正真正銘の最高傑作なのだと想っています。

 

 

フライヤー作成料金を二年連続で澁谷くんに自腹を切らせたダメな運営体制ですが、

今年はもっとたくさんお客さんを取り込んで、お詫びに焼肉くらい奢らせてくださいね。

(奢れるのはスタミナ太郎一択だけどね。)